開発技術学会は、開発技術に関する研究の推進と議論の場として1995年6月に設立された学会です。

開発技術を、「途上国の開発および技術移転に係わる諸問題を克服するための技術に関する学間。」と、広範な技術として定義しています。技術の領域としては、開発計画、製造技術から経営手法、語学教育、金融手法、生産管理、環境保全問題、あるいは開発倫理に至る幅広い学際領域において、「現場第一主義の開発技術学」をキーワードにしています。


主な活動として、

    *開発技術者の高度な活躍の場の創出:

     

      ●“工学と社会科学”の連携を、幅の広い交流・活動の中で図り、学際的な研究の創出色。

      途上国へ派遣された専門家の経験の記録およぴ蓄積。

      学会交流を通じての派遣候補専門家の質のさらなる向上。

 

    *開発援助の推進にあたり、合理的・科学的論拠の確立、特に、“理論と実践”の連携として、企業人と大学人の分け隔

     てない参画の中で、途上国への技術協力を行なっている現場・我が国産業の現場と理論との関係を強化:

 

      合理的,科学的論拠を示すことにより円滑な援助事業の推進に寄与。

      ●途上国の国民性,社会性など個別事情を考慮した最適技術移転の検討。

      ●事例研究を通じた日本型ODAの模索。

 

    *この地球的規模の開発ブロジェクトの科学的提案、及び、海外研究者との積極的な交流を深め、世界に開かれた、

    世界に用する学会を圏指す。


このため、1)学会誌「開発技術」の発行、(2)研究発表会、シンポジウム、講演会等の主催、会員総会・懇親会の開催、(3)論文集、ニュースレターの発行、(4)分科会の開催、現場実習の実施などをその主要な活動内容としています。

TOPページ|